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家の近くの交差点で自転車と自動車の交通事故が起きた。
ちょうど反対側の横断歩道を自転車に乗っていた私は、すぐに駆けつけ、一番最初に倒れた女性に駆け寄り話しかけた。
呼吸はあった、意識は朦朧としていた。
駆け寄り集まった人たちは最初は呆然としていたが、皆命の前に心は一つだった。
頭から血を流していたが、命に別状はないと思われた。救急車に運ばれ、その後は彼女がどうなったか知ることはできない。
目の前の命が死に接近したとき、人間はフラットになる。不良も主婦もおっちゃんもおばちゃんも。
目の前の命に、力を合わせることができる。
命は皆に同等の価値があるはずだ。
人間はどうしてこれを忘れてしまうのだろう。
どうしてすぐに忘れて、小さな利害にとらわれるのだろう。
二年前の大きな天災。
また忘れたころに、大地は警告する。
写真は東大寺のお松明を待つ人々。
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- 2013/03/14(木) 23:31:52|
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